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獣医が犬の血尿について語る!原因・治療方法は?サプリメントは効果ある?

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尿に血が混じっていたり、全体的にピンク色~赤色になっている状態を血尿といいます。

 

原因は、細菌感染による膀胱炎や、尿結石など様々です。

 

 

どうしてこのような状態になるのでしょうか?

 

また、どのように治療すればよいのでしょうか?

 

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どのような症状が起こるのでしょうか?

血尿と同時に起こる症状の代表的なものは「頻尿」です。

 

少しづつ何回もおしっこをするのは典型的な症状です。

 

また、症状がひどくなると力みながらうなることもあります。

 

 

血尿の原因と治療

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1)膀胱炎

血尿の原因で多いのは膀胱炎です。

 

膀胱炎かどうかは動物病院で尿検査をすることで診断できます。

 

受診時にできるだけ新しい尿を持参すると比較的簡単に検査してもらうことができます。

 

 

尿がにごっている、血尿、臭いがいつもよりきつい時には膀胱炎の可能性が高いです。

 

外部から尿道経由で膀胱内に細菌感染が起こるパターンと体内から腎臓経由で膀胱内に細菌感染後こる場合があります。

 

 

治療は抗生物質、消炎剤、止血剤の内服で可能です。

 

尿漏れや頻尿の症状が治まってきても最低2週間はお薬を飲まないと再発しやすくなります。

 

また、尿トラブル専用のドッグフードもありますので症状が安定するまでドッグフードを変更することもお勧めします。

 

 

2) 結石

膀胱内で尿に結晶ができ、だんだん結晶が大きくなると石になります。

 

これを尿結石といいます。

 

 

なぜ結石ができるのでしょうか?

 

原因として次のような事が考えられます。

 

・飲水量が少なく尿が濃縮されてしまう

 

・ドッグフードのミネラル分が多い

 

・膀胱内の細菌感染

 

・ミネラルの多いおやつやサプリメントの投与

 

 

膀胱内の結晶ができると血尿ができやすくなります。

 

また、結晶が集まって結石になることもしばしばあります。

 

特に男の子の場合尿道が細く長いので結石が尿道に詰まってしまった場合は尿毒症を起こしなくなるケースもあります。

 

 

血尿になってしまった場合は尿検査を行う事が大事です。

 

尿検査を行った結果によって治療方法が異なります。

 

細菌が認められれば抗生剤が必要になりますし、結石が確認されればドッグフードの変更が必要になることもあります。

 

 

 

正常の尿pHは弱酸性ですが、酸性に偏り過ぎるとシュウ酸カルシウムという結石ができやすくなります。

 

反対にアルカリ性に偏り過ぎるとストラバイトという結石ができやすくなります。

 

治療用のドッグフードはこの尿pHを弱酸性に維持するように働きかけます。

 

 

また、膀胱内に細菌感染が起こると尿のpHがアルカリ性に偏りますので結石ができていなくても治療用のドッグフードに変更した方が治療期間は短くなることが多いです。

 

元のドッグフードに戻すと再発することが多いので、治療用のドッグフードを続ける方が良いでしょう。

 

 

尿対策のサプリメントは有効ですか?

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泌尿器系に良いと言われるサプリメントの中でも「クランベリー」は有名です。

 

クランベリーに含まれる成分には、膀胱壁の細菌増殖を抑える作用があると言われています。

 

尿路感染症の予防・改善に役立つとされています。

 

 

また、クランベリーには尿酸性化作用もあるため尿pHの調整にも役立つと言われています。

 

ただし、サプリメントですので治療効果は期待できないかもしれません。

 

あくまでも、治療の補助としてお使いください。

 

 

紛らわしい血色素尿

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血尿とよく似ていますが、全く違う「血色素尿」という状態もあります。

 

これは尿検査をしないと判断がつきません。

 

何らかの理由で体内で赤血球が壊されて放出された色素が尿に混じった状態です。

 

 

最近少なくなりましたが、フィラリア症の犬で命にかかわる状態になってしまったときに血色素尿が出ることがあります。

 

おかしいなと思われたらかかりつけの動物病院で尿検査を行ってください。

 

 

最後に

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散歩途中で排尿する犬の場合発見するのが遅れます。

 

何回も排尿しようとする、力んでいるなども血尿の時の症状の一つですので、排尿時の様子をしっかり見てあげてください。

 

早期発見が早期治療につながります。

 

 

 


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