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犬の関節疾患について獣医師が原因や症状・予防方法を解説!

 

 

関節疾患には一時的に突発的に起こるものや加齢によるもの、遺伝するものなど原因は様々です。

 

痛み止めを使用したり、グルコサミンやコンドロイチンなどの関節のサプリメントの投与などが必要になります。

 

太り過ぎも関節疾患の原因になりますので体重管理も重要です。

 

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どのような症状が出るのでしょうか?

    • 足を引きずる(跛行)
    • 足を着けず、浮かしている
    • じっとしたまま動くことができない
    • 段差を嫌がる
    • 触ろうとすると怒る

 

などの症状が出ます。

 

痛みがひどくなると食欲がなくなることもあります。

 

 

原因は?

関節を痛がる原因は沢山あります。

 

遺伝性・先天性のもの、加齢に伴うもの、外傷性のものなどが原因として考えられます。

 

 

代表的なものについて解説しましょう。

 

 

遺伝性・先天性

●股関節形成不全

股関節形成不全は股関節に大腿骨頭がしっかりはまらず不安定になっている状態です。

 

この性質は遺伝すると言われており、幼犬期の食事の摂り方や体重増加のスピードなどが悪化を加速するとされています。

 

大型犬に多い病気です。

 

お尻を振りながら歩いたり、後ろ足を横に投げ出したように座る傾向があります。

 

 

●肘関節形成不全

肘関節形成不全は大型犬の前肢跛行の原因になる疾患で、遺伝性です。

 

 

●膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼は小型犬に非常に多く、簡単に膝蓋骨が外れてしまう疾患です。

 

歩行時にに膝蓋骨が外れてしまったり、常に外れっぱなしの状態まで様々ですが、痛みのために歩行困難になる場合もあります。

 

遺伝する可能性が高い疾患です。

 

 

加齢性

●変形性脊椎症

加齢とともに脊椎が繋がってしまい背中を曲げたり伸ばしたりするときに痛みを伴うようになります。

 

 

●関節液の減少や関節軟骨の摩耗による関節炎

関節液や関節軟骨は骨同士が当たらないためのクッションの役割をしています。

 

しかし、加齢とともに関節液の産生分泌が減少したり、関節軟骨も摩耗し関節の骨同士が当たるようになります。

 

骨同士が当たると骨の表面に炎症が起こり滑らかな表面がごつごつした感じになったり、骨の一部が欠けてしまい関節内でゴロゴロ移動する(関節鼠)ので曲げ伸ばしをする度に痛みが走るようになります。

 

 

外傷性

●前十字靱帯損傷

膝には前十字靱帯や後十字靱帯、側副靱帯などの靱帯があります。

 

滑る、転ぶ、強く打つなどの外力が膝にかかると靱帯が伸びたり、最悪切れてしまったりします。

 

このように靱帯を損傷するとかなりの痛みを伴います。

 

 

その他

●免疫が関与する関節炎

発熱を伴う特発性関節炎、リウマチなど自己免疫疾患と呼ばれる関節炎もあります。

 

本来ならば、自己防衛のために働く免疫系にもかかかわらず自分を攻撃するようになってしまうのが自己免疫性疾患です。

 

 

治療方法にはどのようなものがありますか?

 

 

関節疾患の場合は鎮痛剤や関節のサプリメントなどを投与して安静を保ってください。

 

鎮痛剤の内服で嘔吐や下痢・食欲不振が消化器症状が出る場合がありますので、しばらくは様子を良くみてください。

 

関節のサプリメントには様々な種類、形状がありますので飲みやすく無理なく続けることができるものを選ぶようにしましょう。

 

股関節形成不全や膝蓋骨脱臼、前十字靱帯断裂などの場合、痛みがひどく鎮痛薬で改善が見られない場合には手術を行うこともあります。

 

 

予防方法はありますか?

 

 

鎮痛薬を飲んでも体重オーバーの場合には関節に対する負荷がかかり過ぎ痛みが引きにくいので、体重管理をしっかりしてください。

 

特に股関節形成不全は幼犬時の急激な体重増加が悪化の要因になります。

 

 

大型犬の中でもラブラドールは特に股関節形成不全の好発犬種です。

 

急激に体重が増えないようにやせ気味に育てるのが股関節形成不全の悪化を防ぐためには重要です。

 

 

まとめ

 

 

関節疾患は様々な理由で起こります。

 

遺伝性・先天性の場合は幼少期から歩行のぎこちなさがありますので、よくみてあげましょう。

 

 

また、体重増加は関節に大きな負担をかけます。

 

体重オーバーにならないように適度な運動を心がけこまめに体重チェックをしてあげましょう。

 

 

 


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