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小型犬がなりやすい水頭症とは?症状や治療方法を獣医師が徹底解説!

 

 

水頭症とは脳の中に水(脳脊髄液)が溜ってしまい脳を圧迫し、その結果神経症状が出る病気です。

 

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水頭症を疑う症状とは?

「水頭症かな?」と、疑う症状とはどのような症状なのでしょうか?

 

    • 音や動きに対して反応が遅い、無反応
    • ぼんやりしていることが多い
    • なかなか覚えられない
    • 無表情
    • 斜視
    • 動きがぎくしゃくしている
    • 動かない

 

などが代表的な症状です。

 

 

また、頭のかたちの特徴として「アップルヘッド」と呼ばれる形があります。

 

リンゴのかたちに似た頭蓋骨で、泉門と呼ばれる頭蓋骨と頭蓋骨が癒合せず穴が開いた状態になっている部分が高い確率で存在します。

 

水頭症の症状がひどくなると、運動障害や意識障害、てんかん発作が起こるようになります。

 

 

水頭症の原因

脳は、頭蓋骨と3層の髄膜(硬膜・クモ膜・軟膜)におおわれ、保護されています。

 

脳の中心部には脳室(第3脳室、第4脳室)があり脳脊髄液で満たされています。

 

第3脳室と第4脳室は中脳水道と呼ばれる通路でつながっています。

 

 

水頭症は、脳内の脳脊髄液が貯留し過ぎ、脳が圧迫され様々な神経症状が起こる病気です。

 

水頭症の原因には2つあります。

 

    • 脳脊髄液の流れが悪くなり過剰に脳内に貯留する場合
    • 脳の一部にスペースがありそこに脳脊髄液が貯留する場合

 

どちらのタイプも先天的な原因、後天的な原因などで起こりますが先天的な場合の方が多い傾向にあります。

 

先天性は中脳水道の奇形や閉塞が原因と考えられており、後天性は腫瘍などによる圧迫や、脳炎や髄膜炎、中脳水道の炎症が原因だと考えられています。

 

 

水頭症の起こりやすい犬種は?

先天性水頭症の多くは、頭頂部の泉門と称される部分の骨が薄く触ると穴があいているように感じられます。

 

水頭症は小型犬での発生率が高く「チワワ、ポメラニアン、ヨークシャ・テリア、トイ・プードル、パグなど」に多い傾向があります。

 

ペキニーズなどの短頭種でも多発する傾向があります。

 

大型犬ではまれです。

 

 

検査

血液検査、レントゲン検査、脳波検査、超音波検査、MRI検査を行います。

 

必要に応じて脳脊髄液の検査も実施します。

 

このなかでもMRI検査が最も正確な診断ができます。

 

 

治療方法

水頭症は、完治することが難しい病気ですので現れる症状に対処したり、危険なものにぶつからないようにしたり滑って転び頭をうったりしないように生活環境の工夫などを行いす。

 

治療方法は、内科療法と外科療法に分かれますが、あくまでも内科療法は対症療法になります。

 

●内科療法

脳圧を下げるために利尿剤や副腎皮質ホルモン薬などを投与します。

 

 

●外科療法

VPシャント(脳室腹腔シャント)という手術を行う事があります。

 

これは、脳室から腹腔まで特殊なチューブを通し、余剰な脳脊髄液を腹空内に流す方法です。

 

 

しかし、シャントを設置しても症状の改善につながるとは限らないので手術を行う場合はしっかり話し合ってから行う必要があります。

 

また、外科手術を行う場合は検査なども含めてかなりの高額になりますので費用面の話し合いをしっかり行いましょう。

 

 

まとめ

 

 

水頭症はチワワやポメラニアン、ヨークシャ・テリアなどの小型犬に多くみられる疾患で、頭のかたちや表情、体格の小ささ、運動障害などが成長するにつれ顕著になっていきます。

 

完治することは難しく内科療法で症状をできるだけ軽くなるように投薬したり、積極的に手術を行うなど様々な方法が考えられます。

 

 

症状が進行すると大変なこともたくさんあるかもしれませんが、この病気についてしっかり理解し、家族の一員として温かく見守ってあげてください。

 

 

 


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