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現役獣医師が教える犬が異物を飲み込んでしまった時の症状や対処法

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「あっ!!」と思ったら食べてしまった。

 

帰ってきたらバラバラになったおもちゃやクッション。

 

 

「もしかしたら、食べてしまったかもしれない・・・」など、心配が絶えません。

 

犬たちは、食べていいもの悪いものが分からないので、飼主さまが犬の手の届くところに危ないものを置かないように注意しましょう。

 

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異物を飲み込んだらどんな症状が出るのでしょうか?

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もしも万が一異物を飲み込んだらどんな症状が出るのでしょうか?

 

まず、嘔吐です。

 

 

誤って異物を食べてしまうと、消化管のどこかに詰まってしまう事があります。

 

胃袋の出口から出ることができない大きさの場合は胃の中でゴロゴロしますので食欲不振、嘔吐などが起こります。

 

 

また、腸のどこかに詰まった場合には、かなりの回数嘔吐し、便がだんだん小さくなります。

 

嘔吐は食べものにかかわらず、水を飲んでも吐いてしまいますので消耗が激しくなり、脱水症状を起こします。

 

低体温を起こしてしまった場合にはそのまま亡くなるケースもあります。

 

 

どのようなものが危険ですか?

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有名なのは「鶏の骨」です。

 

もしも噛み砕いた場合、斜めに骨が折れてしまい先端が鋭くとがります。

 

これが消化管内を傷つけたり、最悪の場合突き破ることがあります。

 

突き破った場合、腹膜炎を起こす恐れがあります。

 

 

他にも爪楊枝や竹串なども同様に危険です。

 

先端がとがったものだけが危険なわけではありませんが穿孔の恐れが高いので要注意です。

 

 

また、海岸や川沿いの散歩中に釣り人が放置していった糸付の釣り針を食べてしまい消化管内に引っかかってしまったケースも多数報告されています。

 

釣り針には返しがついていて引っ張っても簡単に外れないようになっています。

 

もしも口から釣り糸が垂れていても絶対に引っ張らないでください。

 

引っ張ると引っ掛かっている部分が裂ける恐れがあります。

 

 

また、ひも状のものを食べてしまう事があります。

 

例えば、ナイロンひもや毛糸などです。

 

このようなものを「ひも状異物」といいますが、肛門から先端が出ていることがあります。

 

これも絶対に引っ張ってはいけません。

 

腸の中で複雑にからんでいることがあり、引っ張ることで腸が切れてしまう事があります。

 

 

もしも異物を飲み込んだ場合はどうすればよいのか?

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まず大切な事は、犬たちの手の届く範囲に物を置かないことです。

 

ジャンプすればかなりの高さを登ることができ、犬種によりますが2mの高さの柵は乗り越えます。

 

不在にされるときには、サークル内でお留守番させることが大切です。

 

 

サークルに閉じ込めるとかわいそうという声を良く聞きますが、異物を飲み込んでしまった場合命にかかわります。

 

また、サークル内で過ごす訓練は幼犬期から行わないと難しいかもしれませんので、習慣づけていった方が良いでしょう。

 

 

確実に飲み込んだことを確認したらかかりつけの動物病院にすぐ連絡して指示を仰いでください。

 

また、不明な場合は以下の点をチェックしてください。

 

    • 嘔吐の回数が増えないか?
    • 食欲と元気は変わらないか?
    • 排便の量が減らないか?
    • 便の中に食べたかもしれないものが確認できるかどうか?


1つでも当てはまる項目があれば動物病院で造影検査を行う方が良いでしょう。

 

造影検査は造影剤を飲み時間をおいてレントゲンを撮る検査です。

 

造影剤が異物に付着するとシルエットで分かります。

 

 

ただし、表面がツルツルした異物(プラスティックなど)の場合は造影剤が付着しにくいので確認が困難な場合もあります。

 

小さな異物は内視鏡で取り出すこともできますが、開腹手術になることがほとんどです。

 

 

まとめ

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犬の周りには興味のあるものがいっぱいあります。

 

誤ってのみこむと一大事になることもあります。

 

 

まず、危ないものを周りに置かないようにチェックしましょう。

 

万が一飲み込んだ場合、飲み込んだかもしれない場合は様子を見ないで早めに動物病院を受診してくだださい。

 

 

 


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